筋肉のガードルを脱ぎ捨てて、軽やかに生きる。「風の時代」の不調ケア

 カテゴリー:鍼灸で全身ケア
リラックスする女性

40~50代女性のこころとからだの調律と美容はり専門、西宮・甲子園・鳴尾 美容・鍼灸サロン ハミングです。

ハミングに来られる方のお悩みは、「頭痛」や「むくみ」、「首や肩のこり」「腰痛」などさまざまです。皆さんもどれかひとつは思い当たるのではないのでしょうか?

でも、そのお悩みは実は、あなたの思い込みかもしれません。

目次

痛みは、体の「詰まり」を改善すればなくなる

東洋医学には「不通則痛(ふつうそくつう)」ということばがあります。これは「詰まりが起こったときに痛みを感じる」ことを指します。

東洋医学では、体の中には気・血・水というエネルギーがあり、健康にはその巡りが不可欠と考えられています。「痛み」は、この流れが何かの原因で滞ったときに生じると考えてください。

たとえば「腰痛」。痛むのは腰ですが、その原因は腰だけではなく、体を巡る気・血・水の流れのどこかの詰まりにあり、その流れの滞りが「腰痛」というかたちであらわれています。この詰まりをなくし、巡りをよくすれば「腰痛」はなくなる、というのが東洋医学の考え方です。

腰痛

でも、「どこ」に「何」が詰まっているかは人それぞれ。ハミングではお客様に前屈や後屈、側屈、回旋などをしていただき、その時の体の動き方や可動域などを見て、どこに何が詰まっているのかを判断します。

また、生活習慣や食事なども重要な判断材料。問診にもお答えいただき「痛みの原因がどこにあるのか」をプロ目線でしっかり見極めます。その上で、もっとも適した施術を行います。

知らないうちに、自己暗示かけてない?

これらのお悩みで来てくださるお客様は、問診やちょっとした会話の際に、こんなことを口にする方がとても多いです。

「わたし、小さいころから、体がかたくって…」

このことばを、わたしはいつも不思議に思います。だって、小さいころから体がかたいはずはないから。子どもの体は柔軟性が高く可動域が広いはずです。

もしかして、あなたも「わたしは体がかたい」と思い込んではいませんか? 

あなたの発することばは、あなたの細胞に暗示にかけます。そして、その暗示のかかった細胞は実際にそのように変化します。本当はそんなに体はかたくない方も、「自分の体はかたいもの」と細胞に暗示をかけているのではないでしょうか。

ヨガ

心と体は、わたしたちが思っている以上に密接に結びついています。心の思い込みが体に与える影響はとても大きいです。自分にかける暗示なら、ポジティブなほうが絶対にいい。あまりネガティブに決めつけず、おおらかな気持ちで自分の体を捉えてください。

「体がかたい」だけでなく「わたし、冷えてるんです」も同じです。
自分の発することばに気をかけてみてくださいね。

「体がかたい」ってこんなイメージ

「体がかたい」には、どのようなイメージをお持ちですか?

・運動神経が悪い
・体がしんどい
・伸ばすと痛い
・なかなか伸びない

などではないでしょうか。

これらはすべて、筋肉がかたくなり関節の可動域が狭くなった結果です。「体がかたい」という方は、筋肉の「詰まり」や「こわばり」が原因であることを知ってください!

気持ちを抑え込むと筋肉が凝る?

想像してください。あなたは映画を映画館でみています。とても悲しいシーンで、あなたは泣いてしまいそうです。そのとき、体にはどんな変化が起こりますか?

・ぐっと奥歯をかみしめる
・涙をこらえようと眉間やこめかみに力を入れる
・肩や首にグッと力を入れる

映画館で号泣するのは恥ずかしい…そんなとき、感情を押し殺して、外側へ出さないようにしますよね。自分の気持ちをグッと中に押し込めようとする。上記の体の変化はそのときの動きです。この動きを見ればわかるように、感情を抑え込むのとき負荷がかかるのは、実は筋肉です。

リラックス

筋肉は「ストレス」や、「怒り」「悲しみ」「恐怖」、「不安」などの感情を抑え込むときにかたくこわばります。意外でしたか? このこわばりは、まるで「筋肉のガードル」のように、自分自身を守るために生まれます。

「筋肉のガードル」で傷つかないように防御している

「筋肉のガードル」ができるのは、グッと感情を抑え込み、傷つくことを避けたいと思ったとき。

では、一体何に傷つけられることを避けているのでしょうか?
仕事や対人関係?
経済的なことや家族の問題という方もいらっしゃるかもしれません。

自己防衛する気持ちはわかります。「傷ついても平気!」なんて人はいません。ただ、あなたの本当の気持ちを抑圧しつづけるとどうなるでしょうか?「何をやっても楽しくない」とか、「何に対してもやる気が出ない」という状態になる可能性があります。深刻になってくると「うつ病」になってしまうかもしれません。

「筋肉のガードル」を着続けると心が疲弊してしまう

「筋肉のガードル」を着続けると、どんどん自分の気持ちや体の反応に鈍くなり、ふと気づいたら、全身ぐったりで、心身が疲れ果てている、なんてことが起こります。

そうなってしまう前に、自分の気持ちや体に敏感になってほしい、自分の頑張りを認めてあげてほしいのです。

ハミングで大切にしているものは施術だけではありません。お客様との対話も施術と同様に大切にしています。ご自身のことを口に出し、改めて自分の心と体のことを考えていただきたいのです。自分の心と体の変化に繊細に気づけるようになれば、疲れ果ててしまう前に対策ができるようになるはずです。

対策といってもそんなに大げさなものではありません。たとえば、ボーッとする、ちょっと深呼吸をする、お風呂にゆっくりつかるとか…ひとりでゆっくり散歩するとか、身近なものでも十分効果がありますよ。

今は「風の時代」、「筋肉のガードル」は脱ぎ捨てよう!

今は「風の時代」です。過去の「地の時代」に大切に思われていたものが、大きく変化するといわれています。

「ものを所有する」ことや「お金を貯める」ことが重要視されていましたが、「目に見えない豊かさ」や「個性や才能を活かす」ことにポイントが置かれるでしょう。

心の鎧

 「横とのつながり」が大切にされる「風の時代」。目に見えないものの価値と個性が尊重される時代です。

 「筋肉のガードル」は、あなたじゃないと脱げません。もちろん、外側から鍼灸で緩めることはできますが、「筋肉のガードル」を脱ぐためには変化を恐れないあなたの気持ちが一番大切です。もうそこそろ、自分の思うように、自由に生きてもいいのではないでしょうか?

福原からのアドバイス

心の不調は体の不調につながるし、もちろんその逆もあります。

頭痛、首や肩のコリは単なる体の不調にとどまらず、心の不調のサインであるのかもしれません。「体の調子がちょっと悪いだけ」と決めつけずに、自分の心の中を見つめてみることも大切ですよ。自分を悲観的にとらえず、自分らしさを認めてあげる。これが、きっと「風の時代」で一番大切なことです。

あなたらしい人生を過ごすために、「筋肉のガードル」は脱いでしまいましょう。それはあなたにしかできないことです。でも、鍼灸で外側からお手伝いをすることもできます。どうぞお気軽にご相談ください。

 

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