40～50代女性のこころとからだの調律と美容はり専門、西宮・甲子園・鳴尾 美容・鍼灸サロン ハミングです。
「夕方になると足首に靴下の跡がくっきり」
「すねの辺りを押すと、へこんだまま戻ってこない」
なんてことありませんか？
「あれ？わたしのアキレス腱が見当たらない！！」
なんて思ったことは？
これらはすべて、脚の「むくみ」が原因です。今日は美脚の大敵「むくみ」の原因と、自分でできるお手軽なセルフケアをお伝えします。
目次
どうしてむくむ？「むくみ」の原因
実は、むくみのほとんどは体質や生活習慣によるものです。むくみの原因は、身体に残った余分な水分なんです。
脚は心臓から遠い位置にありますよね。心臓から離れているので血液の流れが悪くなりやすく、それが原因で水分やリンパ液などの循環も滞りがちです。また重力の関係で水分がたまりやすいことも、脚のむくみの原因になります。
むくみは立ち仕事の人に多いと思われがちですが、実はデスクワークでも「むくみ」に悩む人はたくさんいます。それは、長時間の同じ姿勢が、血液や水分などの循環を滞らせるから。せめて1時間に1度くらいは席から立ちあがり、座りっぱなしの状態を避けてくださいね。
すぐに治まる「むくみ」ならあまり心配ありませんが、心臓や肝臓、腎臓などが原因の場合もあります。急にむくむようになったり、なかなか治らない場合は病院での受診をおすすめします。
ハミング特製「むくみ」解消のセルフケア５つ
「むくみ」が喜ぶ、「リンパドレナージュに鍼灸のつぼを組み合わせた、ハミング特製のオリジナルセルフケア」を５つご紹介しますね。どれもおうちで簡単にできますので、ぜひお試しください。
セルフケアの際に意識していただきたいポイントは「くるぶし」。子宮や卵巣など、女性特有のつぼがたくさんあるところです。
おすすめセルフケア1「足首回し」
まずは足首をくるくるまわす「足首回し」から始めましょう。無理なく気軽に始めていただけます。
足首の可動域（うごく範囲）が小さくなると、血液やリンパ液の循環が悪くなり、冷えやむくみの原因になります。狭くなった可動域を元通りに戻すため、できるだけ大きくゆっくり足首を回しましょう。血流がよくなることで、むくみだけでなく、冷え解消や、ダイエットにも効果がありますよ！
おすすめセルフケア2「つぼ：照海（しょうかい）」
照海は、内くるぶしから1.5センチほど下にあります。利尿を整え、ホルモン分泌を助けてくれる、女性には欠かせないつぼです。
このように足のうちくるぶしの斜め下あたりを、くるくると丸を描くように円運動してください。ここ、めちゃくちゃ気持ちいいですよ～。私、このケアをするとき、いつもとろけてしまいます…おススメです！
【むくみ以外のつぼの効能】
月経不順などの婦人科疾患、不眠、冷え
おすすめセルフケア3「つぼ：太渓（たいけい））」
太渓は内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみにあります。別名「若さを保つつぼ」とも呼ばれ、腰を強くし、慢性疲労を回復させます。下から上へさすりあげましょう。
【むくみ以外のつぼの効能】
月経不順などの婦人科疾患、免疫力UP、足腰の痛みをやわらげる
おすすめセルフケア4「アキレス腱」
くるぶしの後ろのくぼんだところに、アキレス腱のリンパ管があります。くるぶし、アキレス腱の周りをやさしく触りましょう。
「リンパ」の流れが促進され、むくみだけでなく、脚の疲労を回復させるので、「今日は脚が疲れたな～」と思ったときなどにも、ぜひお試しを！
おすすめセルフケア5「外くるぶしのうしろ」
4本の指をあてて、くるくると円運動させてください。
実は、外くるぶしのうしろは、卵巣の反射区。反射区とは内臓や各器官につながるといわれる末梢神経が集中している場所のことで、ここをマッサージすることは卵巣へのよい効果も期待できますよ。
ちなみに内くるぶしの反射区は子宮です。
生理痛のある方や生理不順のある方は、ひょっとしたら痛みがあるかもしれません。強く押しすぎると、筋肉や筋を痛めてしまう原因になるので、「痛気持ちいい～」となる程度に力をコントロールしてくださいね。
寝る前やお風呂タイムにするのがおススメです！「足首細くなれ～」と念じながらやってみましょう（笑）。
福原からのアドバイス
理想は、「キュッ」と引き締まった、アキレス腱がはっきり見える足首！
脚はどうしてもむくみがたまりやすい部位ですが、比較的簡単に自分でマッサージできるところでもあります。無理のないセルフケアから始めて、憧れの「美脚」を手に入れませんか？睡眠や食事などの生活リズムも、ちょっと振り返ってみてくださいね。
むくみだけでなく、からだと心のバランスが取れて、美しさと健康につながりますように！
