「冷え症」を分析!西洋医学の冷え、東洋医学の冷え、そして食べ過ぎの冷えとは

 カテゴリー:鍼灸で全身をととのえる
冷えのタイプ

40~50代女性のこころとからだの調律と美容はり専門、西宮・甲子園・鳴尾 美容・鍼灸サロン ハミングです。

女性にとって「冷え」は大きな悩み。「冷えとり靴下」や「冷えとり健康法」、さらには「冷えとり妊活」なんてことばもあり、とても多くの人が悩まされてることを実感します。

今日は、そんな女性の大敵「冷え」を西洋的な考え方と東洋的な考え方、さらに「もうひとつ」の、3つの視点からみていきたいと思います。

西洋的に分類した冷え 4タイプ 

まずは西洋医学の視点から、「冷え」を分類してみましょう。「冷え」を感じる場所によって4つのタイプに分類されます。あなたの「冷え」はどこに当てはまりますか?

タイプ①四肢末端型

【冷える部位】手先や足先
【主な年代や体質】若いやせ型の女性
【主な原因】過度なダイエットや運動不足
【主な改善法】食事量を増やし、適度な運動をする

タイプ②下半身型

【冷える部位】腰から下の下半身
【主な年代や体質】30代以降の中年男女
【主な原因】デスクワークなどによる下半身に筋肉の硬直
【主な改善法】下半身のコリをほぐし、筋力を高める

タイプ③内臓型

【冷える部位】下腹部や二の腕
【主な年代や体質】30代以降の中年女性、小太りの人
【主な原因】生まれつきの体質
【主な改善法】食べ過ぎに注意

タイプ④全身型

【冷える部位】全身
【主な年代や体質】筋力が少ない若い女性や高齢者
【主な原因】ストレスや生活習慣の悪化による基礎代謝の低下
【主な改善法】食事のバランスに気を付け、適度な運動をする

あなたの「冷え」も、どれかのタイプに当てはまると思います。生活習慣を正せば、多少は改善します。冬本番を迎える前に、できることをしてみてはどうでしょうか。

東洋的に分類した「冷え」 3タイプ

では、次に東洋医学の視点から「冷え」を分類してみましょう。

東洋医学では、「気・血・水」といった独自の概念に基づき診断をします。西洋医学とは少し違うため、ちょっと戸惑うこともあるかもしれません。

東洋医学では、この「気・血・水」のバランスが崩れると病気になると考えられています。「冷え」の症状も単なる「冷え」だけではなく、身体全体をみて、どうバランスが崩れているのかを調べます。その上で、最も適切な対策を考える、というのが東洋医学の「冷え解消」へのアプローチです。

冷え

 

ちなみに、「気・血・水」はそれぞれ、気:身体のエネルギー  /  血:栄養や血の巡り  /  水:潤い  などを表しているんですよ。

東洋医学の冷えの3つのタイプを知るために、Aさん、Bさん、Cさんの3人に登場いただき、冷えの場所とその特徴をみていきましょう。

Aさん
【冷える部位】全身
【特徴】クヨクヨ、元気がない
【原因】虚弱体質
【エネルギー】不足

Bさん
【冷える部位】手足
【特徴】クヨクヨ、イライラ
【原因】ストレス、神経質
【エネルギー】滞り

Cさん
【冷える部位】下半身
【特徴】怒りっぽい
【原因】ストレス、自律神経の乱れ
【エネルギー】滞り

三者三様、冷えのタイプと悩みはそれぞれ。おひとりずつ特徴と改善策を解説していきますので、あなたが一番近いのは誰かを考えながら読んでみてください。

  1. Aさんの場合 全身が冷えている

Aさんはエネルギー不足。身体を動かす気が足りないので、体内の熱生産と新陳代謝が低下しています。ガス欠でスピードが落ちた車の状態と同じと考えてください。食欲や気力も失われ、倦怠感や疲労感を感じるようになっています。筋肉が少なく、体力もありません。

Aさん

<対策は?>
栄養をしっかり摂り、軽めの有酸素運動を始めましょう。まずはウォーキングからスタートするのがおススメです。筋肉量がアップすると、血流もアップし、身体が温まります。

<自分でできる改善ポイント>
朝の散歩 / 睡眠を十分にとる / 冷たい飲み物、食べ物を避け、胃腸を冷やさない / 汗をかきすぎない

 <おススメのセルフケア>
足三里(あしさんり)胃腸の調整に効果的なツボ / お腹「の」の字マッサージ / 踵をたたく

(対策に関しては「女性のための東方養生新書」という本がおススメです。ぜひ参考にしてみてくださいね)

 

  1. Bさんの場合 手足が冷えている

Bさんはエネルギーがうまく巡っていません。イライラしたり、考えすぎたり、怒りをため込んでしまったりすると、気が滞ります。そうすると、手足まで十分に気が巡らず、冷えてしまうのです。

「サラサラと流れる川がせきとめられた状態」や「渋滞している高速道路」のようなイメージです。

Bさん

東洋医学では気と血はセットで考えますので、気の巡りが悪くなると同様に血行も悪くなります。血行が悪いままだと、顔色が浅黒くなってシミが増えたり、月経に問題が起きたり、頭痛、肩こり、不妊の原因にもなってしまいます。

<対策は?>
身体が縮こまってしまうと、心もギューっとなってしまいませんか?まずはクヨクヨと思い悩むことを少しづつ減らしていきましょう。「なんくるないさ~!」と叫んでみたら、少し気持ちが晴れやかになるかも!?(笑) (「なんくるないさ~」とは沖縄の方言で「大丈夫。なんとかなるさ~」という意味)

<自分でできる改善ポイント>
プラス思考を心がける / とにかくリラックス / 散歩してリフレッシュする / 大声の「なんくるないさ~」でストレス発散!

 

  1. Cさんの場合 上半身は熱いが、下半身が冷えている

CさんもBさんと同じでエネルギーがうまく巡っていません。怒りっぽくて頭に血が上っています。もしかすると、スマホの使い過ぎや、考えすぎなのかも。顔のほてりは「冷え」とは気づきにくいので、注意が必要です。

Cさん

昔のガス風呂、覚えていますか?水からお風呂を沸かすと、上は熱いのに、下はまだ冷たいということ、よくありましたよね。あの状態と同じです。温度が一定になるように、お風呂をかき混ぜますが、それと同様に、エネルギーも全身に巡らせていく必要があります。

<自分でできる改善ポイント>
香辛料の強い食べ物を避ける / 酢の物を積極的に食べる / ウォーキングで下半身の筋肉を鍛える

<おススメのセルフケア>
脇をマッサージする(上から下へ、と) / 太衝(たいしょう)足の甲にあるツボを押す。ストレス解消に効果的で、個人的にとってもおススメです!

 

3つ目の冷えは「食べ過ぎ」、思い当れば対策を

ここまでは西洋的と東洋的、ふたつの違う医学から「冷え」を分類していました。あなたの症状にあてはまるものがありましたか?もし、まだピンとこないなら、もうひとつのタイプの冷え性かもしれません。

「食べ過ぎタイプ」の冷えって知ってますか?

あなたはもしかしたら、「食べ過ぎによる冷え」かもしれません。実はわたしもこのタイプです。「食べ過ぎ」と「冷え」ってあまり関係ないように思いますよね。ちょっと説明させてください。

食べ過ぎると、消化を強化するため、血液が胃腸に集中し、筋肉やほかの器官への血液供給が減ります。つまり、熱生産に大切な役割を果たす筋肉と、老廃物を排出する器官の本来の働きが滞ります。水分が十分に排出されないと、身体に不要な水分がたまり、冷えやすくなります。

食べ過ぎ

<自分でできる改善ポイント>
腹7分目を心がけて / バランスのよい食事を目指しましょう / ウォーキングで筋力UP

おススメのセルフケア
足三里(あしさんり)胃腸の調整に効果的なツボを押す / おなかぺったんこ呼吸

特に「おなかぺったんこ呼吸」をおススメします。腹式呼吸のことですが、息を吐き切ったときにお腹が背骨にくっつくイメージで深い呼吸を行います。ダイエットにも効果的でお腹が引き締まって一石二鳥!わたしの下腹はこれでぺったんこになりましたよ!仕事の合間などに試してみてくださいね。

福原からのアドバイス

今回は「冷え」を3つの視点からみました。

「冷えは万病のもと」といわれますね。身体が冷えて、体温がさがると、気力が感じられなくなり、元気そうに見えても、実は自分に自信が持てなくなってしまったり…自分に自信が持てないと、エネルギーが下がります。なぜなら、自信もエネルギーだから。

様々な不調の原因になりかねない「冷え」。我慢したり、放っておいたりせずにちゃんと向き合って対処することが必要です。「毎年のことだから」と油断せず、症状が重くならないうちに対処してくださいね。

今回ご紹介したセルフケアや改善ポイントを詳しく知りたい方はぜひ、お気軽にご連絡ください。「冷え」から解消された、気力のあふれる毎日を過ごせるお手伝いができれば幸いです。

 

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