「肩こりのつぼはどれですか?」
この質問をされるたび、いつも私は悩みます。
なぜ?
答えがいくつもあるからです。
そして、その人のその時の状態によってツボがかわります。
なので、とっても答えにくい。
鍼灸の勉強しているときは、
肩こりは、〇〇と〇〇
という風に暗記しましたが、それは初歩
実際の臨床では、うまくいきません
肩こりでもいくつもの原因を推測できるようでなければ、ね
「いくつもの原因」
それについて書くのはまたの機会にしまして
肩こりのときに、肩だけほぐしても楽なのは一瞬。
シンから楽になるにはどうしたらいいのでしょうか?
それには、あるコツがいります
まずはそれについて説明しますね
***********************
まず、「体はつながっている」というイメージをもつことがポイントです
西洋医学になれている多くの人には、ちょっと慣れないかもです
肩は、肩、腕は腕、足は足、別々なのですが、
ツボの通り道、経絡は、
川の流れのように全身をめぐっています。
(鍼灸は、気の流れをよくする方法ではりをするときのポイントは、想像力でした)
気の流れはふつう見えませんが、
このツボは、あそことつながっている
と、頭にイメージすることがとってもとっても大事です
セルフケアでツボ押しやマッサージをする時は
集中しながらやった方がスピーディーに楽になります
******************
さて、肩こりのポピュラーなツボは腕にたくさんあります
(興味ある方は、検索してみてください)
シンから肩こりが楽になるには、「ふくらはぎ」です!
ここには、「膀胱経」といって目頭から頭、首、背中、足まで通っている
一番長い経絡があります
ふくらはぎの中心辺、筋肉の溝をよく触ると
超痛いポイントがあります
「飛陽ひよう」というツボです
たいがいの人が硬いです
肩とつうじているので、痛い痛いのとんでいけ~~~と
おまじないかけながら(笑)呼吸しながら!ほぐします
ふくらはぎと肩はつながっている~っとイメージすること、お忘れなく!
追記
興味がある方は、膀胱経の流れを検索して自分の目で確認してみてくださいね
はたらく女性のための癒しの泉
美容・鍼灸サロン ハミング
泉 由美子