10年後20年後、華麗に加齢をたのしむ姿であってほしい。
そんな思いから、4月にメニューを改定することにしました。
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病院にかかる前の不調を 鍼灸でからだの声を聴きととのえる
こころとからだの調律・美容鍼灸師 ハミング由美子です。
今年は2020年東京オリンピックイヤー。
時のたつのはほんとうにはやく、「こないだお正月おわったと思ったらまたお正月が来た~。なんでこんなに時間たつのははやいんだろね」と、時流の速さについて話がよく出ます。
おギャーと生まれて、私たちは「死」を迎えます。
誰一人例外なく平等に。
「生老病死」という言葉をかみしめるようになったのは、ここ最近。それをトシのせいだーなんてマイナスに思ってしまうこともあるのですが(汗)
それよりもなによりも、加齢によってうれしいことがひとつあります。
えっ?って思われるでしょうか。
それは、「人として成長できる」ということ。
たしかに、外側は老いていきます。首こり、肩こり、腰痛、頭痛、便秘、冷えなど女性の不定愁訴は病院で検査をしても病名はつきません。
その辛さが進行したり、見ないふりをしていたり、無理が重なったりすると、「病気」という形で体はサインを出してきます。
50代になって、ガタっと体力がおちた。
風邪をひきやすくなった。
気力がなくなった。
耳にすると、元気ない50代だなってマイナスの印象ばかり。
これさえも、「病気」になる前の”お知らせ”としてとらえると、自分で自分の体を健康に導くことができるのですが。
病は気から。人生は心ひとつの置き所。
気持ちの持ち方で、病気にならずに”病”の段階でくいとめることができたらいいですよね。
15年の鍼灸&ボディリラクゼーションの経験の中で、ずっとお客様をみつめてきました。
「なぜ、膝が痛いのだろう?」
「なぜ、いつも頭痛を繰り返すのだろう?」
お客様は、心からその悩みをお話しされます。
今までの鍼灸スタイルでは、「外側」の痛みや不調を改善することでお客様はどんどん元気になっていきました。
でも、最近はそうでもない???
わかりやすくぎっくり腰に例えてみましょう。
ぎっくり腰を鍼灸でスピーディーに改善。しかし、症状の奥には、「心のぎっくり腰」が隠れてる。
そんなケースでは、よくなったり悪くなったりを繰り返します。
結果、鍼灸治療回数が増えます。
生活習慣の改善も必要ですが、「わかっていても、なかなかできない」そんなお悩みを数多く聴いてきました。
「わかっていても できない」
ここに不調の根っこがある、と私は感じています。
手のセンサーでからだからの声を聴きます。お客様の声なき声を垣間見る瞬間。
「あ、ほかにもしなくちゃいけないことがある」
私が施術中に「対話」をだいじにしているのは、こういった経験からです。
話す(はなす)ことで、放す(はなてる)ことがあるのです。それが痛みやストレスなのかもしれません。
心がほぐれた瞬間、痛みがとおのく。消えないけど、なんか軽くなる。
人間の体の神秘に触れると、私は感動するばかり。
外側と内側、からだとこころ、健康と美、陰陽を融合したよりよい形でお客様の加齢によるお悩みに寄り添っていきたい。華麗に加齢をたのしむ姿であってほしい。
そんな思いから、4月にメニューを改変することにしました。
10年後、20年後に健康で楽しい生活を過ごすには、今何をやっておくべきか?何が必要か?
そんな目線から、メニューの内容を組み立てます。
私もお客様も、かたくなった頭をやわらかくする必要があります。
凝り固まった思考パターンを変えるってことです。
ちょこっと意識のベクトルを方向転換することかもしれません。
(女性はきれいでいることが健康につながります。また別の機会に語らせてくださいね^^)
私たちは、変化の中に生きています。
うまく時流という波にのっかって、サーフィンの波を楽しむように、私たちも日々楽しくやっていきましょう!
私もあなたも ご一緒に^^