40~50代女性のこころとからだの調律と美容はり専門、西宮・甲子園・鳴尾 美容・鍼灸サロン ハミングです。
はじめてお会いする方から職業を聞かれ、「鍼灸師」と答えると「女性で鍼灸されているんですか!」とビックリされることが少なくありません。
病気のための鍼灸でもない 男性の先生がやってる鍼灸でもない「美しく健康になるための鍼灸」
それをもっと知ってもらいたいって思っています。
というわけでハミングのお客様にインタビューシリーズをお届けします。
目次
何でもできる!と前向きな気持ちが芽生える鍼灸
西宮在住 50代女性 Kさんより
「コンディションを調えるために通っています。受けた直後から、首が楽になるのを実感!外だけでなく、中も元気になる!何でもできる!という気持ちになります」
何でもできるぞーって前向きな気持ちになるって素敵ですよね。
聞かせてもらって嬉しくなりました。
女性の健康美をささえる鍼灸師としての心構え
Kさんは、職場で責任のあるお仕事をされているので首肩こりにいつも悩まされています。「肩に掛かる」や「肩の荷がおりる」といった肩にまつわる慣用句にあるように、肩は重い責任や負担がかかる場所です。
このように、こっている部分、緊張している部分から心の状態がつたわってきます。
首こり肩こりの痛みを鍼灸でやわらげる技術に加えて、「共感力」と「包み込む気持ち」をもって体に触れると、まるで体は安心したかのように「ふわっ」とゆるむのです。
心と体はつながっているのだなぁと感じる瞬間です。
鍼灸の魅力は、3つあります。
①やさしい刺激で全身ととのう鍼灸
はりと聞くと、「痛い」とイメージされる方が多いですが、体に使うはりの太さは0.14㎜~0.38㎜と細いです。お顔のはりは、体のはりよりも細い0.12~0.10㎜。そしてピンポイントでつぼにはりをしていくので、もみほぐすマッサージよりは少ない刺激でじつはやさしいのですよ。
(左から、体のはり、顔のはり、縫い針、安全ピン)
②内側から健康になれる鍼灸
胃が痛いときに、胃痛を改善するつぼ”足三里”にはりやお灸をすると痛みが和らぎます。
このように皮膚の表面にあるつぼは、表面だけではなく、内臓につながっています。
胃痛のときに薬を飲む方法だけでなく、自分でできる足つぼ押しセルフケアやお灸もおすすめです。
③心も体も元気になれる鍼灸
「心臓に毛がはえている」と言われる人は、物事に一喜一憂せず、心臓の強い人を現す表現ですが、心臓の強い人は、「なんとかなるさ」と楽観的な心の持ち主であることが共通点。
昔から「病は気から」と言われているように、心と体は表裏一体。
Kさんのコメントにもありましたように、体が元気になれば心も元気になります。
心身のバランスを整えると、「自分軸」で暮らせるようになり、ブレが少なくなります。すなわち、一喜一憂しなくなるということ。
ストレスとは切っても切れない社会で生きている私たちだからこそ、メンタルを強くするためにもうまく鍼灸を活用してほしいと思っています。
鍼灸師がおすすめする心と体をひとつにするセルフケア
パソコンで目を酷使している方は、頭に気が上がって足が冷え、肩甲骨がかたまって可動域がせばまり、巻き肩になって上半身がガチガチになりがち。
ガチガチの上半身と、巡りが滞った下半身。上半身と下半身がべつべつになっているケースでは、まず上と下のつながりを強化します。つまり、全身の気血の巡りをよくすることです。
まずは、深呼吸をすること。胸式呼吸よりは複式呼吸のほうがダイナミックに巡ります。
それだけでも内側から緊張がほどけ、慢性の緊張がほどけます。そしてリラックスした気持ちでいることが大事!
肩こりや腰痛がある場合、「なんでここ、硬いのよ~!ぷんぷんっ」とイライラするのではなくって
「よく働いてくれてるね~ありがとうね~はやく楽になってね~」と、筋肉に話しかけるんです。自分で自分を心からねぎらってあげると、スーッと緩む瞬間を手で感じることができます。
心と体ってこのようにつながっているんです。体ってすごいですよね。
痛みをがまんしているあなたへ、福原からひと言
腰の痛み、がまんしていませんか? 首や肩はこっているのが当たり前になっていませんか?
足の冷えをあきらめてしまっていませんか?
おギャーと生まれて来たときから腰痛の赤ちゃんはいません。眉間にシワをよせた赤ちゃんもいません。
いつしか、成長する過程でみにつけてしまった筋肉のコリという鎧を脱いで、しなやかな体を体感してみませんか?
いつまでも自分の足で歩ける未来の健康のために、ぜひ一度鍼灸をお試しください。