【はり体験レポ】左の腰痛63歳女性のはじめての鍼灸は、ささない鍼で痛くないのに腰が軽やかに!

 カテゴリー:鍼灸で部位別セルフケア

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美容・鍼灸サロン ハミングです。

今回の、【はり体験レポ】は、63歳女性のはじめての鍼灸について。

鍼灸師歴20年の目線で、心がけたことなど含めてまとめてみました。

腰痛で悩んでいる方だけでなく、腰痛の患者様に寄り添いたい鍼灸師・整体師・セラピストの皆さんにも

参考になれば幸いです。

はじめてのはりで気を付けること

左の腰痛と全体的なコリの緩和を目的に、初来院されました。

ささないはり(てい鍼)をメインに施術。
脈・舌・腹診より、腎虚ベースと判断。

また、からだのメンテナンスは今回が初めてとのこと。
刺激が強くならないよう、特に気を配りました。

肩こり・首こり・腰痛は、強くもめばほぐれるのではない理由

 

約20年の臨床経験から感じていることは、身体をゆるめる刺激には、おおまかに2つあるということです。
専門用語をつかった説明はまたの機会にするとして、今回はわかりやすくお話してみますね。

ひとつは、「しっかり」。もうひとつは、「やさしく」。

「しっかり」の場合は、ピンポイントでつぼをつかむ感覚。

「やさしく」の場合は、手のひらをアイロンのようにあてる感覚。

この2つの刺激は、それぞれ異なる神経の回路をつうじて脳につたわります。

そして、どちらの刺激が心地よいと感じるかは、受けての経験や環境、そのときの気持ちでかわってくると感じています。今回のように、お互い初めましての時には、まず鍼灸師側が大切にすべき感覚があると感じています。

まずは、鍼灸師がリラックスしていることが大前提

初回の方は、たいてい緊張されています。

「緊張をゆるめよう!」とすると、その鍼灸師の力みが、かえって伝わってしまう。

こんなときは、吐く呼吸をしながら、ただ体に触れるようにしています。

「よくなってほしい」
「楽になってほしい」

その思いは誰よりもあるのですが、この“思い”さえ、力みになることがある。

最近は、そう感じています。

だから、ただただ体の反応を観察する。そして、必要なことだけをする。

全身疲労がベースの腰痛の場合

今回の腰痛では、3つの大きな特徴が見られました。

・疲労感がある
・お尻の筋肉はスジばっている
・目がお疲れで、後頭部がかたまっている

温かさは、気持ちもゆるむので、お尻まわりは温灸をしたあと、スジをピンポイントで、キュッと刺激しました。
前述だと、「しっかり」の刺激。

後頭部は、てい鍼で、かっさのような“面の刺激”を意識して、やわらかく。
前述だと、「やさしく」の刺激。
最後は、腹部を面で押圧しながら、一緒に深呼吸して終了。
とにかく、「やりすぎない」ことを意識しました。
翌日、メールが届いて、ほっと安心。「左の腰痛、なくなりましたー」

福原からのアドバイス

施術直後に、主訴の変化が10 → 0 にならなくてもいい。
刺激を受けとる体のペースは、本当に人それぞれ。
施術後の変化も含めて、“施術”なのかもしれません。

 

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