
40~50代女性のためのやさしい鍼灸で真の健康美をクリエイト ハミング由美子です。
2019年は令和元年。あたらしい交流のはじまりの年。
根っこはひとり行動が大好きで、ひとり時間をこよなく愛する人間のわたし。
ちょっと戸惑う「イヤヤー」の小さい声が聞こえつつも、ドシドシ交流しています!
大きな海にでると、見える景色がちがうんですね。
こんなあたりまえのことも、おおきな海をおよいでみないとわからないこと。
新しい発見や気づきがたくさんあふれています。
鍼灸をまったくしらない女性にもたくさん出会います。
今日はそんな中でいただいた質問について書いてみようと思います。
鍼灸もエステも同じなところ
鍼灸もエステも、「皮膚に触れる」というところがおなじです。
皮膚にはさまざまな感覚のセンサーがあります。
それもたくさん!
(てのひら、あしのうらには特にセンサーが密集しています)
そのセンサーは、脳につながっているってご存知でしたか?
やさしく触れられると、オキシトシンやセロトニンという幸せホルモンがでます。
「やさしく!」がポイントです。
女性鍼灸師、女性のエステティシャンの強みは、これ。「直接肌に触れられること」
そうすることで、凝り固まったからだの緊張はもちろん、心のコリまでフワーっとゆるんできます。
施術をする場合、どうしても技術にばかり目がいきがち。
そんな方が多いのではないかと思います。
女性鍼灸師、エステティシャンは、自分の手のもつパワーを信じて、そこに価値をおく。
それだけで、癒し効果がかわってくるので、日々心にとめておきましょう!
鍼灸とエステがちがうところ
使う道具がちがいます。
目的は、筋肉をゆるめたり、血流をよくしたり、体の滞りを解消して、女性のお体、お顔を美しく健康に導くこと。
心も穏やかになるので、内側からその方の美しさが表情や声にあらわれてきます。
目的は同じでも、使う道具が違います。
鍼灸は、はりやきゅうをつかいます。(ささないはりもあるんですよ。)
エステは、クリームなどの塗るものと時々マシーンをつかいます。
そして鍼灸は、経絡(けいらく)に流れている「気のパワー」を使います。
つぼにはりをすると、気の巡りがよくなるのはよく知られていること。
気の巡りがよくなると、一緒に血液やリンパの巡りがよくなるんですよ。
だから、気の巡りはとっても大事なんですね。
経絡の一番の特徴は、内臓と皮膚表面にあるつぼを網羅していること。
だからつぼを刺激することで、内側も調整できるんです!これってすごいことだと思いませんか?
触ることのできない、内臓や眼球の裏の毛細血管に変化をあたえることができるなんて!
私はこんなところに感動しながら日々施術しているのですが。
エステにも、「経絡エステ」「経絡リンパマッサージ」などのメソッドが開発されています。
すばらしいですね。
はりを使うと、より気の流れがととのう。そんなイメージです。
きゅうを使うと、より内部の冷えがとれる。そんなイメージです。
いずれにせよ、鍼灸かエステか、それは個人の好みで選べばいいですね。
(鍼灸の効果には、体質や生活習慣によって個人差があります)
鍼灸の方をおすすめするケース
鍼灸の適用範囲は、じつは幅広い。
病院へ行くまでもない、ちょっとした「首肩コリ」、「腰痛」などは鍼灸と相性がとってもいいです。
スマホによる眼精疲労や、しつこい冷え、なんとなくだるい、しんどい、疲れがとれない、脚がむくむ。
そんな症状も、鍼灸をうけるとスッキリ!しますよ。
それから、まだあります。
病院へ行っても原因がわからない慢性痛やしびれ、自律神経症状や不定愁訴も鍼灸が助けになります。
糖尿病や抗ガン剤の西洋医学の治療に、鍼灸治療を併用することもグッド!
アメリカの不妊治療では、西洋医学に鍼灸をプラスすることで、妊娠率が40%もアップするというデータもあります。
こんな能性いっぱいの鍼灸。日本ではまだまだ認知度が低いんじゃないかな?って感じています。
3000年以上の歴史をもつ鍼灸の世界、無限の可能性にワクワクしますね。
まとめ
・鍼灸、エステともに直接「肌に触れ」、リラックスに導くことができる
・鍼灸は、はりやおきゅうを使う。経絡(気の巡り)を使う。
エステは、肌に塗るクリームやオイル、ときどきマシーンを使う
・心底スッキリ!したいとき、慢性すぎる首肩こり、腰痛、原因のわからない不定愁訴の場合は鍼灸がおすすめ。
鍼灸の良さが広まって、少しでも多くの女性が快適な日常をおくれますように。