【妊娠しやすい体づくり】鍼灸で子宮まわりの環境と月経をととのえる

 カテゴリー:鍼灸で部位別セルフケア

こんにちは。

40~50代女性のための美顔と体質改善が一度にかなうサロン ハミングです。

今日は、不妊治療と鍼灸を併用することによって、妊娠しやすい体をつくることができる!について書いてみたいと思います。

目次

不妊治療の現状

現代は少子高齢化社会で、女性の社会進出にともなって晩婚化、高齢出産化になってきています。

なかでも多くの女性のお悩みは、不妊があげられるでしょう。現在は、6組に1組が不妊治療を受けているといわれています。

原因は女性だけにあるのではなく、男性不妊もあるのがわかってきています。インスタント食品や冷たいビールにから揚げなど欧米化した食生活、立ちっぱなしや座りっぱなしの仕事による疲労、夜更かしやストレスなどが男性の精子にも影響を与えているといわれています。

しかし、不妊治療といえばまだまだ女性だけが病院へ通院しているイメージが強くないですか?

ぜひ、ご夫婦で取り組んでいただきたいと思います。

高度な技術、高額な不妊治療は、女性のからだだけでなく、精神的にもストレスがかかります。

働きながらタイミングを合わせて通院することは、ときにうまくスケジュールが調整できなかったり

夫の仕事の都合があったり、二人とも疲れてしまってタイミングを合わせれなかったり・・・。

子づくりだけに専念できる生活スタイルではなく、「働きながら、家事もしながら」の子づくりは、そんなつもりはなくても心にゆとりが少なくなって、一所懸命になればなるほど力みがうまれ、逆に妊娠しづらい体になってしまい・・・そして焦ってからまわり・・・

かつて子宝専門鍼灸院に勤務していた頃、そんなお悩みの女性の話を多く聞いてきました。

高度不妊治療は、年々発達し、成功率はあがっていますが、成功するまでに数回以上行わなければならないケースも多く、たくさんのお金と体への負担、精神的な痛みがかかってしまう。

では、鍼灸・漢方がどのように貢献できるのでしょうか?

まずは子宮のまわりの環境と月経をととのえ妊娠しやすい体づくりを目指す

先日、不妊治療のための漢方男科婦人科連携の会 5周年記念祝賀会に参加してきました!

「文魁脉学」研究会で一緒にお勉強させていただいている、神戸市須磨のベテラン女性鍼灸師 ひまわり鍼灸院  山田清子先生 が 臨床体験を発表されました。

「体外受精に併用の鍼灸治療の症例」です。先生の症例発表から少し内容を紹介させていただきますね。

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月経不順や無月経、月経困難症などがある場合、不妊症の確率が高くなります。漢方や東洋医学の視点でみると、高度治療はほぼ精子と卵子にのみ集中し、受精卵をうける子宮の着床できる環境が整えられていない場合が多いといえます。

~略~

西洋医学の治療では、子宮環境は重視されておらず、周期をととのえるのも内膜症を改善するのも副作用が強い抗生剤やホルモン剤が使用されている実情です。鍼灸を併用することによって出産に至った症例を紹介させていただきます。(その後、症例報告がありましたが、詳細は長くなるのでここでは省略しますね)

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実際に鍼灸や漢方でどのように妊娠しやすい体づくりをしているのか?といいますと、「原因別にアプローチ」しているのが鍼灸・漢方です。

多くの女性がいろいろな原因で生理不順があります。

・冷え症で下腹が冷えて月経周期が乱れる

・内膜が薄く、月経量が少ない

・子宮や膣の炎症、子宮内膜症などにより生理痛がおきている

・暴飲暴食により、子宮まわりが滞って月経周期が乱れる

原因は、ライフスタイルや食生活、運動習慣にあることが多いので、お話をよくお聞きして原因がどこにあるのかを調べます。

そして、原因をとりのぞくための鍼灸をします。

たとえば

・冷えをとるお灸

・気血のめぐりをよくするつぼにはり

・ストレスを発散させるつぼにはり

同時に、セルフケアとして腹式呼吸や簡単な体操、ウォーキングや食事療法など、それらを含めて鍼灸治療なので、ただ鍼灸をうけるだけではなく、自分でできることも一緒にしていくという気持ちがとても大事です。

各地のおすすめの女性鍼灸師の先生ご紹介

不妊症に対する漢方医学は、数千年の治療の積み重ねがあります。

中国の不妊治療の第一人者である曹開庸先生の漢方治療で出産に成功する確率は、年々あがっていて80%だそうです。

日本の不妊症による漢方治療を望む人は、まだまだ少なく、鍼灸の治療と西洋の不妊治療の併用が有用なことも認知度は高まってきていますが、まだまだすくなく統計をとるまでには至っていません。

ですが、ハミング泉がこれまで経験してきたこと、学んできたこと、出会ってきた先生や患者さんたちのデータからみると、体外受精の症例に鍼灸を併用することは価値あることです。

逆子のお灸、流産をふせぐお灸などもあります。

鍼灸は、月経不順や月経痛を高い確率で改善できることも経験してきました。

今、不妊治療でお悩みの方、子供は望まなくても月経に関するお悩みがある方、あるいは未婚の方でも将来子供がほしい方は、ぜひ一度ご自分の月経についてふりかえってみてください。

(更年期に関するお悩みも、これまでのあなたの月経が関係しています。鍼灸の世界では、原因へのアプローチは同じなので、別々とは思わないで大丈夫ですよ)

日々、真の健康を目指して、患者さんに向き合い、臨床を積み重ねられている先生が各地にいらっしゃいます。

ひとりで悩まず、まずはあなたのお悩みを話す勇気の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

 

澤田鍼灸院 澤田順子先生 大阪 茨木市

浦井整骨院・鍼灸治療所 浦井律子先生 和歌山 橋本市

ひまわり鍼灸院  山田清子先生 神戸市 須磨

「文魁脉学」研究会で脈診を勉強している仲間先生たちです。

 

一人でも多くの女性のお悩みが、楽になりますようにこれからも記事を書き綴っていきますね。

今日もお読みいただきありがとうございました。

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